コロナワクチン接種について

こんばんは、ありすです。
先日コロナワクチンについて、ZOOMで意見交換会をした情報の一部をこちらでお知らせします。色んな先生方の意見もあると思いますが、情報の1つとして知らないより知ってる方がいい!と思う方はご覧下さい。

ワクチン接種に関して
●まだわかっていない問題点、として
免疫不全や免疫抑制剤使用者への使用はワクチンの有効性・安全性・免疫原性について評価されていません。(評価されていない、というのが免疫不全や免疫即製剤使用者が接種していないのか、数が少ないので評価できないのかは不明)免疫抑制療法を受けている人は有効性が低い可能性がある。
※妊婦や授乳婦、小児適応も不明

●副反応
特に2回目接種後に2~3日発熱する人が38度以上で16%、37.5以上なら2~3割?副反応で「勤務できない人が出る可能性がある」ので休みの前に接種する必要があり、アナフィラキシーが注射用抗生剤や造影剤並みの様子。
インフルエンザのアナフィラキシーなどの「重篤な」副反応は約100万人に1人、ファイザーのワクチンは20万人に1人と5倍ほど高いようですね。

ワクチンの接種順位
1 医療従事者先行(1万人程度)・優先(300万人程度)接種
2 高齢者(65歳以上)
3 基礎疾患を有するもの
4 高齢者施設等従事者
5 60~64歳以上
の順で5以降はワクチンの供給量によるそうです。4までは目途がついているということのようです。

●基礎疾患を有するもの
1)以下の病気や状態で通院/入院している方
1 慢性の呼吸器の病気
2 慢性の心臓病(高血圧含む)
3 慢性の腎臓病
4 慢性の肝臓病(脂肪肝や慢性肝炎は除く)
5 インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病または他の病気を併発している糖尿病
6 血液の病気(鉄欠乏性貧血を除く)
7 免疫の機能が低下する病気(治療中の悪性腫瘍を含む)
8 ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている。
9 免疫の以上に伴う神経疾患や神経筋疾患
10 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
11 染色体異常
12 重度心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
13 睡眠時無呼吸症候群
2)BMI30以上の肥満
さらに詳しい情報は下記になります

日本人のワクチンに対するデータがないので、先行接種の医療従事者はある意味治験のような位置づけだと思われます。毎日の詳細データの提出指示が出ている様子で、建前では「任意」ですが、できるだけ参加するようと捉えている人も多いと思われます。免疫疾患の罹患者はデータがないので、ワクチン接種については主治医と要相談とのこと。
ノルウェーの高齢者向け介護施設入所者がこのファイザーのワクチンの接種後33人が亡くなったという報道がありましたが、約4万2千人分の33人だそうです。「重い基礎疾患を持つ患者にはワクチンの一般的な副反応である発熱や吐き気が致命的になった可能性を排除できない」と考察されています。
私達は基礎疾患を有するものの中の7にあたるので、基礎疾患を有先行接種のグループに入りますが、ワクチンの有効性・安全性などは不明の状態で接種するかどうかを決めないといけないようです。欧米でワクチン接種が進んでいるところのMS/NMO患者さんが、ワクチンを接種しているのかしている場合は、どういう副反応が出ているのかの情報等はまだ発表されていませんが、個人的に海外で接種を受けたNMOの方からは、異状なく2回目を接種予定と数名からご連絡をいただいています。


色んな会で情報を発信していただいている先生方が、こんな時こそ意見を発信してくださると心強いのですが、各自主治医に相談とのことですので、なかなか決めかねている方も多いと思います。情報の一つとして、北海道医療センターより発信されています。ご参考になればと思います。ご興味のある方はご覧下さい。
MS

NMO
https://hokkaido-mc.hosp.go.jp/news/news23.html?fbclid=IwAR3b11pWtJ3obBAAUkF7iqrdXsNGWUfDuwb0UxZMRSAphOiXE7JnEG2SikA

以上が、2/11時点でわかっている情報になります。日本でも2/17より接種開始ですので、今後色んな情報がSNSでも入手出来ると思われますが、病気を持っている私達のデーターは少ないと思われますので、自分の身体の事を1番知っている主治医に十分相談して、コロナの対策を各自考えて下さい。


以前のように、同病さん達と楽しくお喋りしてランチ会が出来るようにと願うばかりです。


2021.2.13 ありす




MS Life♪

【MS Life♪】 「同じ病気を患っている方と時間を持ち、お互いの悩みや相談を気軽に話せるような場所を作りたい」という思いから始まった会です。医学的な難しい事の解決は出来ませんが、病気の症状や病院などの情報交換、病気を抱えながら生活を楽しむ方法や工夫を話し合い、お互いを思いやれる時間を過ごし、温かい気持ちで過ごしてもらえる、そんな場を提供する活動を目的にしています。